先日ペンタブ(Intuos4)が壊れたのでワイヤレス機能が付いたIntuos Proに買い換えました。
この記事ではそのワコム製Intuos Proのレビューをしようと思います!
ワコムの板タブにはIntuosとIntuosプロがある
今のワコムにはIntuosとIntuosプロがあって、Intuosプロの方がちょっとグレードが高いペンタブになります。
Intuosプロは筆圧をより繊細に感知出来たり、便利な?ボタンがあったり、高級感があったりするんです。
板タブはIntuosとIntuosプロどっちが良い?
イラスト以外で使うならIntuos。イラストならIntuosプロが良いと思います。
理由はイラスト以外の作業だとIntuosプロの売りである筆圧感知が生かせないからです。
逆に筆圧感知やボタン機能が生かせるならイラスト以外の作業でもIntuosプロを選んでOKです。あと高級感があるからIntuosプロ!って人ももちろんOK笑
まとめるとこんな感じです。
ワコム Intuos | 筆圧感知が重要でないイラスト以外の作業むき |
ワコム Intuosプロ | 筆圧感知が重要なイラスト向き |
Intuosプロ(Mサイズ)の価格は3万6千円ほど
2020年の4月現在アマゾンでは3万6千円ほどでIntuosプロMサイズ(Medium)が購入できます。
Intuos(Mサイズ)だと1万6千円ほどなので、なかなかの金額差ですね汗
ただペンタブって1、2年使って壊れるようなものでもないので、長くイラストを描くならIntuosプロでも良いかなと思っています。(なのでプロ買いました!)
Intuosプロ2017年版レビュー(最新版)
ワコムのIntuosプロは2017年版が最新です。(2020/04/19現在)まだ買って1日だけどなかなか良好で良い感じです!さすがワコム。
Intuosプロは買って良かったと思わせる高級感がある笑
IntuosとIntuosプロの最大の違いは筆圧感知です。なんですがそれ以外でもIntuosプロは高いだけあっていろいろ違います。そう高級感とか!笑
例えばペンスタンドもずっしり重みがあってデザインもいい感じです。
ペンスタンドの裏側には金属製のふたがあり、ふたを開けると中に替え芯が10本入っています。黒い芯が通常芯で白い芯がフェルト芯ですね。
またペン先のリングも付け替えて気分を変えられる仕様のようです。(こういう所にお金かかってるのかな?笑)
ペンには最初からリングがついているため、それ含めリングは全部で5種類。
Intuos4とIntuosプロとのサイズ感(両方ともMサイズです)
下のペンタブはIntuos4(左)とIntuosプロ(右)ともにMサイズですがベゼル(ふち)が細くなった分、Intuosプロの方が小型化されています。
またIntuosプロも左利きに対応しているので、ボタン類を右側において作業することも可能です。
付属品はこんな感じ
付属品はシンプルにまとめられていて、ドライバなどのCD類もありませんでした。最近はこんな感じなんですかね?なのでドライバはワコム公式からダウンロードすることになります。
下記はワコムのページにある付属品リストです。
Wacom Intuos Pro 本体
Wacom Pro Pen 2(消しゴム付き筆圧ペン)
ペンスタンド(替え芯(標準芯6本、フェルト芯4本)付属)
カラーリング
オーバーレイシートサンプル
USBケーブル(USB Type-C - USB)
クイックスタートガイド
レギュレーションシート
保証書
オンラインマニュアル
重要な製品情報(IPI)
ワコム製ペンタブのドライバはこちらからダウンロードできます。
ポイント
Bluetoothでのワイヤレス接続も良好
なんとIntuosプロはBluetoothを使ってワイヤレス接続できます!(すごい)
ツイッターなどを検索するとワイヤレス接続ではラグ(動作が遅れる現象)が発生する不具合?があるようでしたが、今のところ問題なく動いています。
ラグはBluetooth受信機と他のUSB端子が電波干渉するから?
前にロジクールのワイヤレスマウスを使っていた際、受信機が他のUSB端子と近いところにあると調子が悪い事がありました。
その時は延長ケーブルで受信機と他USB端子とを離したら問題なく使えるようになったんですよね。
あとPCショップのドスパラがこんなツイートをしているのでやっぱり干渉があるのかもしれないです汗
2.4GHz無線とUSB3.0の話
電子レンジやBTとの干渉は有名ですがUSB3.0との干渉はあまり知られていません。USB3.0は2.5GHzでデータ転送を行うので2.4GHz帯に影響を及ぼすようです。当店の検証環境でも図のようにマウスレシーバーの近くに接続すると極端に反応が悪くなります。 pic.twitter.com/inzUHT5lx8— ドスパラ甲府店 (@Dospara_kfk) June 20, 2018
ワイヤレス接続っていい感じしますけど、簡単につながらないようならUSB接続した方が精神的に楽だし安定です。
それにワイヤレス接続の場合はペンタブを充電しなきゃいけないので上手く接続できなかったら、サクッとUSB接続した方が良いと思います。個人的には。
ペンタブの設定で疲れるよりイラスト描こうぜ!みたいな笑
Bluetooth受信機は別売り
Intuosプロはワイヤレス接続に対応していますが、ワイヤレス接続に必要なBluetooth受信機は付属していません。
つまりIntuosプロをワイヤレス接続するためにはBluetooth受信機を購入する必要があります。注意点としてノートPCなどすでにBluetooth受信機が組み込まれている製品は改めて受信機を購入する必要はありません。
自分のPCにBluetooth受信機が内蔵されているか確認する方法は下記になります。
私の場合Windows10デスクトップパソコンで下の受信機を使っていますが問題なく使えていますので、受信機購入の際は参考にしてみてください。
※USBにさすだけでドライバーの新規インストールもなし
ワイヤレス接続(Bluetooth接続)の場合は充電が必要
ワイヤレスで接続する場合Intuosプロ(Mサイズ)は連続して使用できる時間が最大10時間になります。また充電は高速充電なら2.5時間、通常充電なら5時間のよう。
連続使用が最大10時間なのでバッテリーがへたってきたら、7時間しかバッテリーが持たない・・・なんて事もあり得るでしょう汗
これはバッテリーの宿命なのでしょうがないですが、充電のたびに充電器につなぐならワイヤレスの意味とは・・・ってなりそうですね笑
下のワコム公式でIntuosプロ(Mサイズ)の詳細が見れるので購入を考えている人は確認してみてください。付属品なんかも確認できます。
ポイント
シートの摩擦が多い気がする。芯がすぐ無くなりそう笑
ペンタブには表面に保護シート?(厳密には違うけど)がついています。
Intuosプロはそのシートの摩擦が結構あるんですよね。Intuos4は逆につるつるだったけど汗
良くいえば紙に書いているような描き心地。逆につるつるに慣れている人は引っ掛かりを感じると思います。これが使いやすいかどうかは個人差が出そうですね汗
一応つるつるのシートを買う事も出来ますが地味に高いです・・・
それがこれ。シートにはSMLとサイズがあるため購入する際には注意が必要です。
とはいえ替えの芯は10本付属しているので安心?
そんなIntuosプロですが、とりあえず替え芯は10本あります。(標準芯6本とフェルト芯4本)
なので当分は芯がなくなる心配をしなくても大丈夫でしょう。ただ作業に支障があるなんて人は早々に買い替えた方が良いかもです。
ただ買ったばかりでシートを剥がすのはわりと抵抗ありますけどね汗
タッチ機能のON/OFFは物理スイッチで行える
Intuosプロはタッチ機能のON/OFFを物理スイッチで切り替えられます。
昔使っていたBamboo(今で言うなIntuos)もタッチ機能が付いていて設定でON/OFF出来たんですけど、ソフトウェア切り替えだったんですよね。しかもそのソフトウェアのバグ?で勝手にON/OFFが切り替わったりしてて・・・
今回のIntuosプロは物理ボタンなので、そう言った心配はなさそうです。
Intuosプロまとめ
評価としてはIntuosプロはなかなか良いのではないかなと思いました。
ただ今のペンタブで不都合がないのであれば、わざわざ買い替えるほどでは無い・・・というのが正直な所です。
なのでペンタブが壊れて買い替えを検討している人や、ペンタブのサイズを変えたい人なんかが「この機会にIntuosプロにしちゃう?」みたいな感じで購入するのが良いかもなぁと思いました笑
Intuosプロについてはそんな感じでした!この記事が購入を検討している人の参考になれば幸いです!
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